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電気代の高騰はいつまで続く?安く抑えるための方法をご紹介!



2022年からさまざまな生活必需品の価格が上昇していますが、ライフラインである光熱費も例外ではありません。特に電気代の高騰に頭を悩ませている方も多く、今の水準がいつまで続いていくのか不安に感じている方も多いでしょう。

本記事では、従来に比べて電気代はどの程度高騰しているのか、今後いつまで続いていくのかを解説するとともに、家計の負担を軽減するための方法もいくつかご紹介します。



電気料金が決まる仕組みや内訳



物価高の影響はさまざまな製品・サービスに波及していますが、電気代も例外ではありません。電気代が値上がりしている理由や背景を知るうえでは、大前提として電気料金が算出される基本的な仕組みや内訳についても把握しておく必要があります。

電気料金の算出方法は以下の通りです。

  • 毎月の電気料金=基本料金+電力量料金+再エネ賦課金
電力量料金とは、使用した電力量に応じて加算される料金のことであり、以下の算定式によって算出されます。

  • 電力量料金=1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)


※上記の合計額から燃料費調整額を加算または差し引き


また、再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは再生可能エネルギーの普及を推進するために一定価格で買い取る「固定価格買取制度」を運用するための費用です。

再エネ賦課金も電力量料金と同様、1カ月あたりの使用電力量に応じて金額は変動します。

▶︎電力会社の値上げは今後も上がる?下がる?大手10社を徹底比較!

電気代の高騰はいつからどれくらい値上がりしたのか

私たちの肌感覚では電気代が高騰しているイメージはあるものの、実際の金額としてどの程度値上がりしているのか正確な数字までは理解できていない方も多いでしょう。

東京電力が公開している「平均モデルの電気料金」によると、2021年1月時点では6,317円であったのに対し、2022年2月の時点では8,244円まで高騰しています。

およそ1年間で2,000円近く上昇したことになりますが、上記のデータはあくまでも2022年時点のものです。2023年春以降は化石燃料の輸入価格が落ち着く見込みとなったため、大手電力会社10社のうち8社が8月請求分から平均200円から400円程度の値下げに踏み切りました。

しかし、それでも従来に比べると割高であることに変わりはなく、高騰した電気代が私たちの生活を圧迫していることに変わりはありません。

▶︎【最新版】電気代が高騰する理由と知っておきたい対策方法を紹介

電気代の高騰はいつまで続く?



2021年から現在までの電気代の推移は上記で紹介した通りですが、多くの方が気になっているのは「今の電気代高騰がいつまで続いていくのか?」という点ではないでしょうか。

結論からいえば、具体的な時期は不透明であり、今後も継続していく可能性は十分あります。

そもそも現在の電気代高騰に至った原因は、ロシアによるウクライナ侵攻によってヨーロッパ諸国への天然ガスの輸出が制限されたことが挙げられます。

天然ガスの産出地であるロシアからの輸入が停止されたことで、その他の国や地域から化石燃料が輸入されることになり、これまでの需給バランスが大きく崩れたのです。

そのため、電気代がもとの水準に戻るためには世界情勢の安定化が不可欠であり、半年先になるのか、数年先になるのか、または数十年単位の時間がかかるのかは不透明です。

電気代の高騰を抑制するために政府もさまざまな対策を講じていますが、それだけでは経済的負担の緩和につながるとも限らず、個人レベルでのさまざまな対策も求められます。



電気代を安く抑えるための方法は?



高騰する電気代の負担を軽減するために、私たち個人ができる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な3つの方法例を紹介します。

電気料金プラン・契約内容の見直し

冒頭でも紹介した通り、電気料金は電力量料金や再エネ賦課金だけでなく基本料金も上乗せされています。

しかし、基本料金はすべての家庭・世帯が同じではなく、契約内容によっても金額が異なります。また、昨今では東京電力や関西電力をはじめとした電力会社以外にも、ガス会社や通信事業社などが展開している新電力との契約もできます。

まずは現在どの電力会社で契約しているのか、契約中の電気料金プランの内容を確認したうえで、それが自身のライフスタイルとマッチしたものになっているのかを見直してみましょう。

たとえば、子どもや両親と同居している家庭の場合は電気使用量の多い世帯向けのプランがお得になりますが、子どもが独立するなどして家族構成が変わっていくと、徐々に使用量も減ってくるでしょう。

そのような場合、契約内容を見直すことで基本料金や電力量料金が安くなり、経済的な負担も低減できる可能性があります。

節電・省エネ家電への買い替え

電気代を削減するために、もっとも手軽かつ基本的な方法として節電が挙げられます。

テレビや照明、エアコンなど使用しない家電製品の電源はこまめに切ったり、主電源のオフやコンセントを抜いておいたりするだけでも待機電力の節約になります。

また、季節に合わせて冷蔵庫やエアコンの設定温度を変えることも効果的です。たとえば、夏はエアコンだけでなくサーキュレーターや扇風機を併用することで、高めの設定温度でも空調効率を高めることができます。

さらに、古い家電製品を長く使い続けることも大切ですが、新しいモデルに買い替えることで省エネ性能が高まり節電につながるケースもあります。特に冷蔵庫やエアコンなどは最新式のモデルほど省エネ性能が高く、長い目で見ればランニングコストが節約され経済的負担の低減につながる可能性もあるでしょう。

自家消費型太陽光発電の導入

料金プランの見直しや節電によって、電気料金を抑えるという観点以外にも、電気を生み出し自給自足に取り組むという考え方も有効です。

たとえば、自宅の屋根や敷地内に自家消費型太陽光発電設備を導入することで、電力会社からの供給量を最小限に抑えられます。

特に気温が上昇する夏場は、太陽光のエネルギーをそのまま電力に変換することで高騰する電気代を気にすることなく空調設備などを稼働できます。

また、屋根に太陽光パネルを設置することで、屋根からの輻射熱が室内に届くのを防いでくれるため、結果的に断熱効果が高まるといった副次的な効果も得られます。



太陽光発電の導入は電気代の高騰対策になるの?



太陽光発電設備を導入することで電力の自給自足につながることは事実ですが、その一方で設置にかかる高額な費用がネックとなり、導入を迷っている方も少なくありません。

2021年から2023年にかけて電気代は高騰しており、もとの水準に戻る時期は明確に予測できていません。あと数年、それ以上の年月を要する可能性もあれば、今の価格帯が一般化し新たなスタンダードとなる可能性も十分考えられるでしょう。

そのような前提に立って考えれば、太陽光発電設備の導入は電気代の高騰対策になり得る方法といえます。

さらに、太陽光パネルをはじめとした機器類は、2010年代に比べると下落傾向にあり、導入にかかるコストは格段に減ってきています。そのため、数百万円単位の導入コストがかかったとしても、その後10年、15年と稼働し続けることを考えると、太陽光発電設備の導入は電気代の高騰対策として有効な選択肢といえるでしょう。

▶︎太陽光パネルが値上がりしても設置をしたら費用は回収できる?シュミレーションつきで解説

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太陽光発電はすべての住宅に設置できるとは限らず、屋根の大きさや形状、方角、角度などを確認したうえで判断しなければなりません。また、地域の気候条件によっても期待される発電量は異なります。

これらを正確に判断するためには、太陽光発電設備の設置・施工のノウハウをもった専門の事業者へ相談することが求められます。

しかし、近所にそのような業者がなかったり、どのような方法で見つければ良いのか分からないという方も多いでしょう。

そのような場合には、ぜひ一度ウィズソーラーへご相談ください。ウィズソーラーではオンラインに特化した営業・販売を行っており、人件費を極限まで削減することによって業界最安値を実現しています。また、すべての製品に対して安心保証を付帯しているため、設置後にトラブルや故障が見つかった場合でも責任をもって対応します。

さらに、太陽光発電設備は設置して終わりではなく、その後も点検や清掃といった定期的なメンテナンスが不可欠です。それらも安価で対応できるため、高騰する電気代を少しでも節約しランニングコストを抑えたいという方におすすめです。



まとめ

2022年から2023年にかけて電気代が高騰し、家計を直撃しています。まずは現在の電力会社との契約がどのような内容になっているのか、料金プランを確認したうえで、ライフスタイルにマッチしていない内容であれば適切なものに見直すことから始めましょう。

また、同時に使用していない家電製品の電源をこまめに切ったり、省エネ家電に買い換えるなどの節電対策も効果的です。

現在の電気代高騰がいつまで続くのか、先行きは不透明な状況であり、今後も長期化する可能性は十分考えられます。中長期的にランニングコストを節約するのであれば、自家消費型太陽光発電設備の導入も選択肢のひとつとして検討してみましょう。

従来に比べて太陽光発電設備の導入コストは下がっており、一般家庭用であれば10年、15年の稼働によって十分初期投資分の回収は可能であり、電気代の節約にもつながっていきます。

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