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エコキュートのシュミレーションで電気代はどれぐらい安くなるのかを検証解説!


電気代やガス代といった光熱費は、日常生活を送るうえで必要不可欠な出費ですが、物価高の影響もあり家計に大きな負担となっています。

そこで、電気代を含めた光熱費の節約に貢献できるエコキュート」という設備があります。


しかし、エコキュートという言葉は聞いたことがあっても、どのような用途で利用するものなのか、どの程度の光熱費節約が見込めるのかといったことまでは把握できていない方も多いでしょう。

本記事では、エコキュートによってどの程度光熱費が節約できるのか、具体的なシミュレーションをもとに解説します。


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エコキュートが光熱費(電気代)を安くできる理由・仕組み



エコキュートの導入によって光熱費が節約できることを理解するためには、前提としてエコキュートの基本的な仕組みを把握しておく必要があります。

エコキュートの仕組みを簡単に表すと、以下のようにまとめることができます。

  1. ヒートポンプのなかに取り込んだ外気から、冷媒(二酸化炭素)が外気の熱を吸収
  2. 冷媒をコンプレッサーに送り、高温・高圧状態にする
  3. 貯水タンク内に溜まった水を熱交換器によって温める
  4. 高温・高圧状態の冷媒を膨張弁に送り冷却

 

上記のプロセスにある通り、エコキュートは一切ガスを使用せず、わずかな電力で動く仕組みとなっています。

しかし、そもそも電気を使うのであれば、その分電気代も高額になるのではないかと考える方も多いでしょう。

実はエコキュートの多くは、単価の高い日中の電力ではなく、単価の低い深夜電力を使って駆動できます。

また、使用する電力も決して多くはなく、わずかな電力で給湯できることから、ガス代はもちろんのこと電気代の節約にもつながるのです。

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エコキュートの普及率はどれくらい?

エコキュートを導入することによって、光熱費が節約できることはわかりましたが、では実際に「エコキュートを導入してる割合ってどれくらいなの?」と普及率について気になっている方もいるのではないでしょうか。

 

総務省統計局の調査データによると、エコキュートを含めた省エネ給湯器の普及率は全国で5.1%という結果になっています。

 

地域別に見ると、北陸・東海地方が7.1%、中国・四国地方が6.7%となっており、北海道や東北地方など寒冷地帯と比べると普及率が高いというデータが出ています。

 

また、年齢別での普及率はエコキュートを含めたの省エネ給湯器が30代の7.5%、30歳未満は2.7%と、30歳未満と30代の普及率には約5%も差があることがわかります。

 

そして、世帯人数別で見るとエコキュートを含めたの省エネ給湯器が5~6人以上の世帯で7.6%、と世帯人数が多いほど、エネルギー消費を考えた省エネ対策をしたいという家庭が多いのかもしれません。


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エコキュートが向いている家庭とは?選ぶポイントも



既存のガス給湯器からエコキュートへ切り替える場合には、高額な本体費用や設置費用がかかります。

そのため、せっかく導入するのであれば、コストメリットが最大化できるよう検討したいものです。

そこで、エコキュートの導入に向いているのはどのような家庭なのか、エコキュートの製品を選ぶ際に注意しておきたいポイントも紹介しましょう。

①オール電化の住宅

ひとつめは、オール電化の住宅をこれから購入しようとしている方、もしくはすでに居住している方です。


オール電化住宅の場合、できるだけ電気料金を抑えるために夜間電力プランを契約しているケースが多いです。

割安な夜間電力を使用できるプランを契約していれば、エコキュートを導入した場合でも光熱費を最小限に抑えられ、導入コストがかかったとしてもトータルで見ればコストメリットは大きいといえるでしょう。

②3人以上の家庭

ふたつ目の特徴としては、3人以上の家族が同居している家庭です。

エコキュートは家族の人数によっても貯水タンクの容量は異なり、ほとんどの製品は3人以上の世帯向けの容量を想定しています。

1〜2人用のコンパクトな製品もありますが、製品の種類は非常に少なく選択肢は限られてしまうのです。

また、利用する頻度や量が多ければ多いほど光熱費の節約の幅も大きく、導入コストがかかったとしても早い段階で回収できる可能性があるでしょう。

③エコキュートの選び方

エコキュートを選ぶうえで特に注意しなければならないのが、同居する家族の人数です。

エコキュートの製品はタンク容量に応じてランクが分かれており、たとえば3人以下の場合は300L、4人家族の場合は370L、5人家族ともなると460L以上の製品を選ぶケースがほとんどです。

また、タンク容量だけでなく、エコキュートの製品によって3つのタイプがあり、それぞれ機能が異なります。

たとえば、自動湯はり機能や足し湯機能、追い焚き機能、配管洗浄といった機能が充実した「フルオートタイプ」は、世帯人数の多い大家族や家事の負担を軽減したい場合に最適といえるでしょう。

一方、追い焚き機能や配管洗浄といった一部機能が利用できない「オートタイプ」や、手動で湯はりを行う「給湯タイプ」は、導入時のコストを少しでも節約したい場合におすすめです。


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エコキュートを設置したときの光熱費1ヶ月のシュミレーション



エコキュートの仕組みや導入メリットは理解できたものの、光熱費の節約と聞いても実際にどの程度の削減が期待できるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、4人家族のケースをモデルにエコキュートを設置した場合の光熱費1ヶ月分のシミュレーションをしてみました。

ガス給湯器からエコキュートに変更した場合

ガス給湯器の場合、現在使用しているガスがLPガスか都市ガスかによって費用は変わってくるため、それぞれのパターンに応じて紹介しましょう。

LPガスの場合


東京電力に契約している4人家族で、従来型のLPガス給湯器からエコキュートに変更した場合のシミュレーションは以下の通りです。

 

  • LPガス給湯器:約1万3,000円/月 (15万6,000円/年)
  • エコキュート:約2,000円/月 (2万4,000円/年)

 

1ヶ月あたり約1万1,000円、1年間に換算すると13万円以上の節約になることが分かります。

都市ガスの場合


同じく東京電力に契約している4人家族で、従来型の都市ガス給湯器からエコキュートに変更した場合のシミュレーションは以下の通りです。

 

  • 都市ガス給湯器:約6,500円/月(7万8,000円/年)
  • エコキュート:約2,000円/月(2万4,000円/年)

 

LPガスほどの節約にはなりませんが、都市ガスであっても毎月4,500円、1年間では5万円以上の節約になることが分かります。

電気温水器からエコキュートに変更した場合

ガスではなく電気の熱によってお湯を沸かす電気温水器を利用している場合、エコキュートに切り替えることでどの程度の節約が見込めるのでしょうか。

 

  • 電気温水器:約8,500円/月(10万2,000円/年)
  • エコキュート:約2,000円/月(2万4,000円/年)

 

給湯器のなかでも特にランニングコストの高額な電気温水器は、1ヶ月あたり8,500円、年間に換算すると10万円以上の電気代が発生しますが、エコキュートに切り替えることで4分の1以下の光熱費に抑えられます。

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エコキュートの電気代を節約するためのコツ


 

光熱費の節約に貢献するエコキュートといえども、使い方を誤ってしまうと高額な電気代が請求されるおそれがあります。

少しでも電気代を節約するためには、どのようなコツを押さえておくべきなのでしょうか。

夏は省エネモードに設定する

各メーカーのエコキュート製品には必ず「省エネモード」が搭載されています。

メーカーによっても名称が異なることはありますが、お湯を使う機会が少ない夏はつねに省エネモードへ設定しておくことで電気代を抑えられるでしょう。

①電気料金のプランを確認・見直す

電気の単価が安価な深夜電力を使用できるプランを契約しているか、各電力会社との契約内容を確認するとともに、もしそのようなプランを契約していなかった場合には契約内容を変更しましょう。

同時に、エコキュート本体の設定も「ピークカット設定」を選択します。

これを選択しておくことで、指定した時間帯以外は給湯を行うことがないため電気代の節約につながります。

②追い焚きではなく足し湯をする

エコキュートの製品によっては「追い焚き」と「足し湯」が選択できるものもあります。

追い焚きとは、浴槽内のぬるくなったお湯をタンク内で再び加熱するものですが、足し湯はタンク内に残っているお湯をそのまま足す仕組みです。

そのため、追い焚きよりも足し湯のほうが消費電力が少なく、電気代の節約になります。

③長期間家を空ける際には休止モードを選択

旅行や出張などで数日間自宅を不在にする場合には、エコキュートの「休止モード」を選択し、一時的に給湯をストップしておきましょう。

これを忘れてしまうと、不在時で誰もお湯を使わないにもかかわらず、タンク内でお湯を沸かし続けることになり電気代が無駄になってしまいます。

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ウィズソーラーなら業界最安値で提供可能

エコキュートを新たに設置したい、またはすでに設置している製品から新しいものに切り替えたい場合には、まずは専門業者への相談がおすすめです。

特にこれから新たに導入を検討している場合には、使用環境や家族の人数、設置場所によっても最適な製品は異なるため、失敗しないためにも豊富な実績があり信頼性の高い業者を選びましょう。

ウィズソーラーのエコキュートの原価交換サービス


経年劣化によりエコキュートは10〜15年で交換が必要になってきますので、追加費用がかかります。

ウィズソーラーならお客様のご負担を減らすために、エコキュート(20万〜30万)の原価交換をご提供しています。

ウィズソーラーでは、人件費や管理費を抑えたコスト管理のため、太陽光関連製品をご購入のお客様に対して、原価でのエコキュート交換サービスをご提供しておりますので、将来的なコスト負担を大きくおさえることができます。

 

もし、お得にエコキュートの設置をしたい場合は、ぜひ一度ウィズソーラーへご相談ください。

導入前の段階で、どの程度の光熱費が節約できるのか知りたいという方にも、詳しいシミュレーションのうえご案内が可能です。


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