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ソーラーパネルのメーカーおすすめ4選|メーカーごとに違いはある?



太陽光発電システムの導入を検討している人のなかには、ソーラーパネルのメーカーが多すぎてどこを選べば良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ソーラーパネルを選ぶ際のポイントや基準を解説するとともに、メーカーごとの違いや製品の特徴、基本的なスペックなどもあわせて紹介します。

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ソーラーパネルはメーカーごとに違いはあるのか


ソーラーパネルは国内メーカーはもちろん、海外のメーカーからも販売されており、それぞれ特徴が異なります。

国産メーカーは信頼性が高く故障が少ないというイメージがありますが、近年では海外のメーカーも品質が向上しています。

また、家電製品や精密機器のメーカーとしておなじみのブランドもあれば、一般にはあまり聞き慣れないメーカーも少なくありません。

ソーラーパネルの購入にあたって重要なのは、メーカーとしての知名度だけでなく、価格や性能とのバランスを考えながら賢い選択をすることです。

ソーラーパネルを選ぶときポイントや基準

太陽光発電システムを導入する際、ソーラーパネルはどのようなポイント、基準をもとに選べば良いのでしょうか。

押さえておきたい3つの要素を解説します。

エネルギー変換効率

エネルギー変換効率とは、太陽光のエネルギーを電力に変換する際の効率のことです。

ソーラーパネルのエネルギー変換効率は一般的に15〜20%程度とされており、この割合が高いほど多くの電力を生み出すことができます。

また、エネルギー変換効率が高いソーラーパネルを選ぶことで、少ない面積でもより多くの電力を発電できることを意味します。

耐久性

ソーラーパネルは一度設置すれば半永久的に使用できるものではなく、一般的に20〜30年程度で寿命が到来します。

安価で品質の低いソーラーパネルだと、10年もしないうちに不具合が生じたり、経年劣化が早まったりすることもあります。

保証期間

ソーラーパネルも家電製品と同様にメーカーの保証期間が存在します。

一般的には20年程度の保証期間がほとんどですが、なかには25年や30年といった長期保証を提供しているメーカーも少なくありません。

ソーラーパネルのおすすめメーカー:長洲産業

 

ここからは、代表的なソーラーパネルのメーカーを紹介するとともに、それぞれの特徴や製品の詳細について解説していきましょう。

まずはソーラーパネルの老舗メーカーでもある長州産業です。

長洲産業の特徴

長州産業はもともと、給湯器をはじめとした住宅関連機器のメーカーとして1980年に創業しました。

その後1998から太陽光発電システムの販売をスタートし、2009年からソーラーパネル(太陽電池モジュール)の開発メーカーとして参入しています。

高いエネルギー変換効率のソーラーパネルを提供しており、また保証期間も25年と長いため、安心して運用できるのが長州産業の大きな強みといえるでしょう。

おすすめシリーズ:ヘテロ接合構造セル&波長変換機能 Gシリーズ

住宅用ソーラーパネルの最上位モデルに位置しているのがGシリーズです。

一般的なソーラーパネルは可視光のみを電力に変換し紫外線はカットしていますが、長州産業のGシリーズは紫外線も可視光(青い光)に変換することで高い変換効率を実現しました。

ソーラーパネルを設置したときに美しい青色に輝くことから、本製品は「プレミアムブルー」の愛称でも親しまれています。

348Wタイプの仕様

エネルギー変換効率20.4%
寸法1616mm×1054mm×40mm
最大出力348W
モジュール出力保証期間25年
価格248,820円(税込)

▶︎詳しくはこちら(外部リンク)

どんな人におすすめ?

長州産業のGシリーズは、優れたエネルギー変換効率が魅力の製品であることから、ソーラーパネルの設置面積が限られているなかでも十分な電力を確保したい人に適しています。

また、モジュール出力保証期間も25年と長いため、長期的に安心して運用したい人にとっても最適なソーラーパネルといえるでしょう。

ソーラーパネルのおすすめメーカー:カナディアンソーラー

 

次に、信頼性の高い海外メーカーとして知られているカナディアンソーラーの特徴やおすすめのシリーズを紹介しましょう。

カナディアンソーラーの特徴

カナディアンソーラーはその名の通り、カナダの太陽光発電システムのメーカーです。

カナダという土地柄、比較的日照時間が少ない環境下でも十分な発電量を維持できるような高効率な製品が多く販売されており、海外メーカーのなかでも信頼性が高いことから日本国内でも取り扱い店が徐々に増えつつあります。

おすすめシリーズ:HiKu6シリーズ

カナディアンソーラーのHiKu(ハイクー)6シリーズは、410Wタイプの場合エネルギー変換効率が21%と極めて高く、さらに積雪荷重5400Pa、風圧荷重2400Paと極めて耐久性や堅牢性に優れたソーラーパネルです。

モジュール出力の保証期間は25年と国産メーカーと同等であり、価格も手頃なことからコストパフォーマンス抜群の製品といえるでしょう。

410Wタイプの仕様

エネルギー変換効率21.0%
寸法1722mm×767mm×30mm
最大出力410W
モジュール出力保証期間25年
価格266,090円(税込)

▶︎詳しくはこちら(外部リンク)

どんな人におすすめ?

400Wクラスで1枚あたり26万円台という価格は手頃であり、さらに優れたエネルギー変換効率と長期保証が付帯していることから、コストパフォーマンスを重視する方にとってはおすすめのモデルといえるでしょう。

ソーラーパネルのおすすめメーカー:Qセルズ

 

海外メーカーとしてカナディアンソーラーほど知名度は高くないものの、近年少しずつ注目されつつあるのがQセルズというメーカーです。

Qセルズの特徴

Qセルズは韓国ハンファグループの太陽光発電システムメーカーで、コストパフォーマンスに優れた製品を多く販売しています。

エネルギー変換効率が20%を超える製品もあり、さらに多様な気候条件にも対応していることから、積雪の多いエリアや日照時間の少ないエリアのユーザーからも注目されています。

おすすめシリーズ:Q.PEAK DUOシリーズ

Qセルズのソーラーパネルは「Q.PEAK DUO」というシリーズ名称で販売されており、出力に応じて4つの製品がラインナップされています。

なかでも最大クラスの400Wを誇る「Q.PEAK DUO-G11」は、セル同士の間隔をなくしたゼロギャップ技術をはじめとした最新テクノロジーを搭載し、エネルギー変換効率20%以上を実現しています。

400Wタイプの仕様

エネルギー変換効率20.8%
寸法1692mm×1134mm×32mm
最大出力400W
モジュール出力保証期間25年
価格378,400円(税込)

▶︎詳しくはこちら(外部リンク)

どんな人におすすめ?

Q.PEAK DUOシリーズは日照時間の少ない北日本や日本海側のエリア、積雪の多い寒冷地などでも導入事例が多くあります。

限られた日照量でも高効率な発電を実現したいという人にとって、最新テクノロジーを活用したQセルズのソーラーパネルは有効な選択肢のひとつになるでしょう。

ソーラーパネルのおすすめメーカー:シャープ

 

最後に紹介するのが、家電メーカーとしてもおなじみのシャープです。

液晶パネルや精密機器などでも知名度の高いメーカーですが、ソーラーパネルにおいても高いシェアを誇ります。

シャープの特徴

シャープは半世紀以上にわたってソーラーパネルの製造を手掛けてきた実績があり、特に信頼性の高いメーカーです。

また、コンパクトでありながらも高効率なソーラーパネルが用意されており、横置きはもちろんのこと縦置きにも対応できる施工のしやすさも魅力のひとつです。

日本の住宅事情にマッチした施工性は、長年にわたってユーザーの声に耳を傾けてきたシャープならではの強みといえるでしょう。

おすすめシリーズ:NU-228AP

NU-228APは縦1146mm、横996mmとコンパクトなサイズ感が魅力で、設置面積が限られた屋根でも効率的に配置できるでしょう。

また、エネルギー変換効率も20%と高く、1枚あたりの価格も14万円台に抑えられています。

エネルギー変換効率20.0%
寸法1146mm×996mm×38.5mm
最大出力228W
モジュール出力保証期間20年
価格143,000円(税込)

▶︎詳しくはこちら(外部リンク)

どんな人におすすめ?

シャープはソーラーパネルのなかでも特に高いシェアを誇り、多くの施工業者で取り扱いがあります。

そのため、万が一不具合や故障が起こったとしても相談しやすく、スピーディーな対応ができるメーカーをお探しの方に最適です。

ウィズソーラーなら業界最安値で安心保証つき

ソーラーパネルの設置にあたっては、さまざまなメーカーの製品を取り扱っている専門業者に相談しながら、複数メーカーを比較して選ぶのがおすすめです。

ウィズソーラーでは今回紹介したメーカーの製品を取り扱っており、設置する屋根の形状や面積、予算などを総合的に比較しながら選ぶことができます。

また、一般的に太陽光発電システムの販売は対面による営業が行われますが、ウィズソーラーではオンラインでの商談に特化しているため、人件費を極限まで抑え価格に反映しています。


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まとめ

太陽光発電システムの導入にあたっては、ソーラーパネルを設置して終わりではなく、それ以外にもパワーコンディショナや蓄電池などさまざまな機器が必要になります。

ソーラーパネル単体の性能や価格だけで判断するのではなく、その他必要な機器類も合わせて総合的に性能や価格を比較することが大切です。

そのためにも、複数メーカーを取り扱っている専門業者へ相談のうえ、最適なプランを検討してみてください。

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